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# Security
こんにちは、ミッチーです。
今日からワシントンDCで、核テロ対策を国家首脳レベルで話し合う
Nuclear Security Summitが行われています。
オバマ大統領肝いりの会議ですが、この会議名の日本語訳は、
核セキュリティー・サミット(NHK, ABC)、核保安サミット(朝日新聞)、
核安全サミット(読売)、核安全保障サミット(日経、産経)など、まちまち。
Securityは、国際関係に関する場合、一般に「安全保障」と翻訳されます。
国際関係におけるSecurityとは、「砦(障)によって、安全を保つ」、
つまり他国からの攻撃から、自国を守ることと捉えられてきたからです。

しかし、会議の対象は、テロリストの手に核が渡るのをいかに防ぐのか。
「砦」で「他国からの攻撃から守る」という類のものではありません。
そのため、安全保障という定訳を当ててよいのか判断に迷い、
各メディア翻訳に四苦八苦しているのでしょう。
そもそも、Securityとは、ラテン語のSe(without)とcura(care)が語源で、
不安のない状態を指します。今回の翻訳の迷いに見られるように、
国際関係における不安の源泉は、他国からの攻撃だけではなくなり、
テロをはじめ、資源枯渇、温暖化なども含む多様なものとなっています。
いつの日か、誰もが不安なく暮らせる状態が当たり前となり、
securityという言葉自体が意味を持たなくなる日が来るとよいのですが…

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