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# 「ガリ勉は運動音痴」は本当か?
こんにちは、Wadaです。

勉強のできる子は大体において勉強が苦手であるというのは、私達が子供の頃からよく耳にするありふれた話ですが、最近これは科学的根拠を持つことがわかってきたようです(5月31日英誌『エコノミスト』)。中国科学院とマックスプランク研究所の研究チームは、人間の進化における真実の一端がこの命題に隠されていることを突き止めました。進化の途上で人間の脳が強まるにつれ、筋肉は逆に弱まってきたというのです。

脳の重量は成人の2%しかないにもかかわらず、そのエネルギー消費量は新陳代謝の5倍もあります。まさにそれゆえに、唯一多くの栄養を摂ることのできる料理という発明が、神経の発達を促し、ホモサピエンスを創ったのです。言い換えれば脳以外の器官はエネルギーの節制を余儀なくされたのです。人間が進化に時間をかけた器官ほど、変化するのは速いといいます。特にヒトの前頭葉の新陳代謝はチンパンジーの5倍も速いのです。しかし他方で筋肉の新陳代謝は8倍速いとのこと。

にもかかわらず、人間の筋力はチンパンジーなどに劣るのは、現代人が猿の祖先に比べて「怠惰」であることによるそうです。太りやすい食事や運動不足などで、人間とチンパンジーの筋肉の新陳代謝の差はほとんどなくなります。人間は頭脳のために筋肉を犠牲にしたのです。

裁判官に肥満はいないというのは有名な話ですが、もしかしたら頭を使うことがダイエットになっているのかもしれません。

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生物学的な進化の過程で、頭脳が発達するにつれ(現代人の怠慢も相まって)運動能力が犠牲になっているとのことですが、これは、人間を取り巻く科学技術の進化の過程についても言えることではないかと思いました。わたしたちの暮らしが便利で快適になるにつれ(現代人の怠慢も相まって)手先の器用さから順応性や判断能力までもが衰えてきているのではないかと。。Toko
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