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# フォト日記(14)
こんにちは。
ついに梅雨が明けた北陸からさふらんです。

私の愛読書の一つにBishwanath Ghosh著 『 Chai, Chai: Travels in Places Where You Stop But Never Get Off 』という本があります。 広大なインド亜大陸を網の目のように走るインドの鉄道網(インドの鉄道については2011年7月1日、7月15日にも書きました)には、それ自体は重要ではないが(失礼!)主要な都市と都市、あるいは地域と地域を結ぶ結節点のような駅、ジャンクションがあります。

誰もが通ったことがあるけれど、降りたことはない、そんな駅に降り立ってみたらどんな風景がひらけているのだろう、という旅行エッセイです。

今回、長野に鈍行の旅をするにあたって、いつもなら降りない駅で時間を過ごす機会があったので、この本のことを思い出しながら少し探検をしてみました。

夏の長野のローカル線はまるで緑のトンネルを駆けているようです。
まずは、北陸本線と大糸線との結節点である糸魚川(いといがわ)駅。

特に名物はない駅と思っていましたが、駅の売店には様々なご当地グルメがならんでいました。
中でも素晴らしかったのはこの笹寿司です。開けるとまるでパレットのよう!特別豪勢な食材が使われているわけではなく、どちらかというと素朴なおかずばかりですが、目にも舌にもとても美味しい駅弁でした。

お次は、JR西日本と東日本の境界駅である南小谷(みなみおたり)駅。ここでは一時間以上の乗り継時間があったので、姫川を渡り、坂に沿って集落に歩いて行ってみました。そこで出会ったのは、道の駅に併設されているお蕎麦屋さん。地元のおばちゃん(おばあちゃん)4人で切り盛りされているようでしたが、皆さんくるくると働いていて、店は大繁盛。
天ぷらの特盛りを頼んでみると、山のような天ぷらが届きました。おばちゃんの一人が通りがかって、「その天ぷらちょっと、苦いでしょ」と声をかけられました。話を聞いてみると、なんとこの特盛りの天ぷらはこのあたりによくある野菜や山野草の「葉っぱ」の天ぷらで、10枚以上ありましたが、全て違う種類なのだそうです。

苦いでしょ、といわれたのはゴーヤの葉っぱでした。舌鼓を打っている間に、気づけば電車の時間も迫っていました。

普段通い慣れている道にとてもきれいな花が咲いていたことに気づいたような、そんな気持ちで町を後にし、駅を目指しました。

2013 SUMMER DIARY : comments (x) : trackback (x)