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# 表現の不自由
こんにちは、くーです。昨日だったか、選挙運動の宣伝カーが、テスト中に小学校の周りを行き来していたらしく、「集中できなかった」とみんなで文句タラタラだったらしいです。ネット選挙も解禁になったことですし、もういい加減、こんな名前を連呼するだけに等しい、公益を害する、ともすれば逆効果のキャンペーンのやり方はやめるべきだと思います。

最近、新聞やネット記事の見出しに、アイ・キャッチーな「とりあえず読んでもらおう」という魂胆が見え見えのものが多くなったように思いませんか。日本最大手の某経済新聞さえ、今月上旬『エジプト、挫折した「アラブの春」』とかいう見出しでコラムを掲載していました。いや確かに、今でも混乱は続いていて、なかなか思うように民主化が進まないのは事実ですが、「挫折」はないと思います。旧体制をそっくり覆すなんて大業を為すには、それなりの紆余曲折はあって然るべきで、あえて言うなら「頓挫」ではないでしょうか・・・現に、コラムの中では、「振り出しに戻った」という表現を用いられていましたし。内容に反して、「挫折」という言葉を見出しに使った裏には、やはり「人目を引こう」という意図があったのは完全には否定できないと思います。

また、メディアはメディアでも、マスではなく“ミクロメディア”と言いますか、SNS やLINE 上での交流がさかんに行われていますが、知り合いとの交流が密になる反面、弊害も出てきているように思います(2012年2月9日付の『SNS』というタイトルのブログもご参照下さい)。そういった交流サイト上での誹謗中傷は言うまでもなく、人気取りのような行為がエスカレートして犯罪に及ぶケースもありますし・・・どこかの牛丼屋で“テラ盛り”をSNS上で自慢した従業員が解雇されたとか、あるいは某コンビニのアイス冷凍庫内に店員が寝そべる写真が拡散しフランチャイズ契約が破棄されるなど、そのような いいね! 稼ぎのような行為は百害あって一利無しだと思います。

英国のタブロイドとも総称される、いわゆるゴシップ紙の過激な取材行為は、表現の自由の行使がエスカレートして、プライバシーの保護という、別の人権を脅かす行為の代表格と言えるのではないでしょうか。昨年11月に提出されたレベソン報告書をきっかけに、ようやく英国の新聞メディアの過剰取材にもある程度の規制がかかってくるようですが。

すべては、情報をモノとして売るための戦略ということなのでしょうけど、超有名雑誌『ローリング・ストーン』が、今年4月のボストン・マラソンにおける爆破テロの容疑者の一人を8月号の「表紙の顔」に選んだのは、理解不能を超えて非人道的だと思います。(関連のFOXのニュース映像はこちら。)そりゃ、色々と主義主張はあるでしょうが、犠牲者のことやご遺族の気持ち、それからテロが世間に与えた恐怖を考えると、「配慮が足りなかった。」では済まない事態だと思います。ちなみに、多数の量販店やドラッグストアチェーンが販売拒否に踏み切る意向です。

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*おまけ*

2010年8月14日のフォト日記(11)にて綴ったNY への旅の稿で、タイムズ・スクエアで着ぐるみを来て記念写真を撮ってくれるキャラクターについて書きました。
現在、不況の影響で雇用にあぶれた人達が、ぞくぞくとキャラクターに扮して、観光客から1ドルでも多くカネをせびろうとする行為が目立つようになり、当局が規制する方向で動いているそうです(本文中の某経済新聞7月7日付の記事より)。これに対し、表現の自由の侵害を主張して抗議が起きているようですが、さて、この件でも表現の不自由さが増しているようですね。
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