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# INVICTUS
Tokoです、こんにちは。
ネルソン・マンデラ元大統領(94)は今、南アフリカ共和国の首都プレトリアの病院で重篤な状態にあり、植物状態であるという噂も出ています。かつて、南アフリカ共和国初の黒人大統領として就任の演説をした際に「虹の国」を築くことを公約した氏はとうとう、強靭な精神でも抗うことのできない拘束と闘っているのでしょうか。

27年という長い月日を独房で過ごしたマンデラ氏。反アパルトヘイト(人種隔離)運動を起こした罪で終身刑を言い渡されて監獄に送られました。氏がそのうちの18年 収監されていたケープタウン沖のロベン島にある刑務所は、当時の状態で保存され一般人も見学が可能となっているそうです。つい先日もオバマ大統領が家族で当地を訪れ、来訪記録簿に「足かせも独房も、人間の精神にはかなわないことを教えてくれる」という感想を綴っています。

INVICTUS - これは「何事にも屈しない」という意味のラテン語です。マンデラ氏は、終身刑を言い渡され牢獄で屈辱的な生活を送りつつも、民主的で自由な社会をつくる夢を決して諦めませんでした。そして、その支えとなったのが William Ernest Henley の詩『 INVICTUS 』(1875年作)であるとも言われています。

この詩は、マンデラ元大統領の軌跡を描いた同名の映画、『 INVICTUS(邦題:インビクタス〜負けざる者たち〜)』(2009年)でも何度か取り上げられました。マンデラ氏じきじきに指名を受け、元大統領役を主演したモーガン・フリーマンの朗読が心に染み入ります。
まず、長めの映像はこちらから。
http://www.youtube.com/watch?v=9oIKqeZWjis
そして英語キャプション付きのこちら。
http://www.youtube.com/watch?v=FozhZHuAcCs
(YouTubeのURLを挙げましたが、著作権の問題があるようでしたら削除されますのでご了承くださいませ。)

I am the master of my fate.
わが運命を決めるのは我なり。
I am the captain of my soul.
わが魂を征するのは我なり。

その詩の最後の二文です。マンデラ氏は、彼の人生のうち44歳〜71歳という長い期間を監獄で過ごし自由の身ではありませんでした。しかし、彼の精神は、彼の魂は、いかなる現実にも屈することなく つねに自由を謳歌しつづけていたのです。

人の心には、誰にも奪うことができない、そして誰にも奪わせてはならない不可侵の聖地があることを忘れてはいけないと思います。

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