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# ウクライナ便り その16
 みなさん、こんにちは。ロシア語担当のTです。2週間前に続いて、今日はウクライナの寿司バーの話をしたいと思います。

 前回(2013年5月29日)の便りの最後のほうに、「黄海」という洒落た名前の和食屋さんに触れましたが、実はキエフ市内の寿司バーや日本料理屋さんの名前を見てみますと、ウクライナ人の想像力の豊かさに脱帽せざるをえません。例えば、ざっとあげてみて、「ユーラシア」、「盆栽」(正確に書きますと、ローマ字のBONSAIです)、「村神」(最初は,作家の春樹村上にちなんで考えられた名前だと思いましたが、キリル文字の横に並ぶ漢字を見てその場の雰囲気を独自に叙述する努力に感動しました)、「東京」(高級料亭のような感じ)、「アジア」、「マフィア」、「寿司の惑星」などなどです。
 これだけバラエティのある名前を見ますと、一般的なウクライナ人の寿司や和食の年間摂取量が、日本人のそれをはるかに越えているのではないかと思わなくもありません。さらに、「専門的な和食屋さん」というふうに位置づけられるところではなくても、寿司は日に日にお客様が気軽に日本文化に触れる媒体になりつつあることが確かです。

 というのは、キエフの中心部の喫茶店の多くにも、サイドメニューとして寿司が出てくることが日常と化してきているのです。それも、サーモンもしくはマグロの「インスピレーション巻き」とでも呼ぶべきものが主流です。今一瞬、「カプチーノやカフェラテと相性が抜群のマグロ巻きをぜひどうぞ!」という、(実際は存在しないが)そのような喫茶店のキャッチコピーが目に浮かんでさえきました。
 日本に在住する者として、キエフの喫茶店のメニューを考える人々に一回でも良いので来日してもらって本物の寿司もぜひとも食べてもらいたい気持ちでいっぱいです。彼らが受ける衝撃は、きっとこの上なく大きなものになるでしょう。

 最後に、おまけの写真を二つ掲載させていただきます。一つ目は、「マグロ逆さ巻き」と、メニューには「揚げ物」として載っていた巻き類です。中身は、サーモンとクリームチーズです。
 「揚げ物」のメニューのページの写真です。
 どちらもなかなか美味でした。日本の食文化が、以上のような形で世界に旅立っているのを見ると、なんだか温かい気分になります。皆さんも外国に足を運ばれる際は、その国のsushiを食べてみてはいかがでしょうか?きっと新しい発見がたくさんあると思います。

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