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# インドネシアの闇に光が差し込む
こんにちは、Wadaです

日本で報じられることは少ないですが、1965・66年にインドネシアで生じた共産主義者への粛清は、20世紀最悪の大量虐殺のひとつに数えられています。近頃ようやくこの出来事へと向き合う動きがインドネシアで起こるようになりました。ジョコ・ウィドド大統領によるこの種の意向は評価に値するとされますが、米紙インターナショナル・ニューヨーク・タイムズ社説("Truth and Reconciliation in Indonesia", 4月22日付)は、さらに罪を裁いて国民との和解を目指す必要があり、そのためには米国の協力が不可欠であると論じました。

この粛清で何と50万人以上が死に、170万人以上が拷問を受けるか収容所へと連行されました。スハルト大統領にとって脅威と見なされた人々が格好の標的とされ、そこには知識人や中国系インドネシア人も含まれていました。インドネシアの人権国家委員会は2012年、この粛清に対する犯罪捜査を要請しましたが実行には至らなかったといいます。

出来事の十全な解明のためには米国側の記録も必要だと社説は述べます。米国はコミュニストへの賛同者と思しき人物の特定と、スハルト政権の武装化に一役買っていたからです。またコミュニストとして訴追された人々とその子孫は、自分達を敵視したかつての大統領令のもとで今も差別に直面しているといいます。ウィドド氏はこの大統領令を早急に破棄すべしと社説は訴えます。

真相の解明が期待されます。
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