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# 地元を旅する〜観光列車の旅
いよいよ冬も本番、寒さの厳しい季節になりました。さふらんです。
さて、地元を旅する熱が再燃し、先日、富山県が昨年10月から運行を開始した 観光列車、ベル・モンターニュ・エ・メール(belles montagnes et mer) =通称べるもんた、に乗ってきました。



名前が表す通り、運行区間は高岡駅を起点としてmer(海)を目指す氷見線と、montagnes (山)に向かう城端線。各路線約一時間、運行は週末限定のこぢんまりとした観光列車です。運行開始直後は地元でも話題になり、切符を買うのも難しかったのですが、当座二月末までの期間限定という話を聞いて、試しに予約してみたところすんなり切符がとれました。

目指すは山路線の終点、城端です。まずは高岡駅でべるもんたの車両にご対面。楽しみにしていただけにその姿を見ただけでワクワクします。



早速車内に乗り込むと、大きくとった窓や欄間の飾り、突き当たりには寿司職人、ボックス席には折りたたみ式のテーブル。車内を一通り見物し席につくと電車が動き始めました。



と、背後から聞こえてきたのは乗車されていた観光ボランティアの方の解説です。通り過ぎる駅々の伝統的な工芸品やイベントの紹介から、ちょっとした地元経済事情、はてはガイドさんの自宅のお正月料理の紹介まで、一言でも聞き漏らすのが勿体無いほどさまざまな情報がもたらされる中、予約しておいたお寿司が運ばれてきました。



数は五貫と少ないものの、白エビ昆布軍艦にのどぐろなど、地域色溢れるネタが厳選されています。舌鼓をうっていると、駅で垂れ幕を持って迎えてくれる皆さんの姿が見えました。

そして車内の雰囲気も盛り上がりを見せた頃、ガイドさんの、到着まであと五分の声。そこから地元民謡の合唱が始まり、一両編成の一体感もあいまって、べるもんたは大団円の中、終点に到着したのでした。

地元の魅力を目にも舌にも耳にも感じることができた小旅行でしたが、一番印象的だったのは、観光ガイドさん始め、沿線の人々の歓迎ぶりでした。車内で立ち続けながら解説をしてくれる人、各駅で出迎えてくれる人、そして沿線の田んぼから手を振ってくれた人の傍らには少ない雪をかき集めて作ったと思われる雪だるまがあり、車窓からそれを見たときは地元民ながら感動しました。一躍有名になった「おもてなし」という言葉ですが、実際にそれを体験すると、無条件に歓迎を受けることがいかにうれしいものかが実感できました。


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