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# Hitzefrei ドイツの夏
こんにちは、ドイツ語担当のイコです。東京も入梅して蒸し暑い毎日が続いています。雨季が終わったら今度は耐え難いほど暑い日本の夏が到来します。地震や台風の際もそうですが、夏季になるとドイツの住みやすさを懐かしく思うことがしばしばあります。

ドイツの一般的な家にはエアコンが設置されていないのです。本来、夏でも涼しいからです。北海道とミュンヘンが同じ緯度にあることは比較的知られている話かと思いますが、ミュンヘンはドイツでも南部の都市で、ドイツは日本より北にあるのです(日本本土がおよそ北緯30度~北緯45度内におさまるのに対しドイツは北緯48度~北緯55度と全くかぶりません)。

最近では地球温暖化の影響なのか、ヨーロッパ全体が猛暑に苛まれることが増えてきていますが、子供のころ、我が家には扇風機さえありませんでした。暑い日で気温が30度を超えても、日本と違って湿気が少ないので、さほど暑く感じません。家は石造りで断熱効果がありますので中へ入れば肌寒いくらいです。

私の子供のころは、学校の教室にもクーラーが付いていなかったので、あまりに暑いと集中力が低下するということで学校が休みになりました。私が住んでいたラインラント・プファルツ州では朝10時に日陰で測った気温が25度を超えたら4時間目から学校が休みになりました。それをHitzefrei (暑さ 休み) と言いました。

子供たちは「今日は暑いから、もしかして…」と期待を募らせながら時計の針を見つめて11時になるのを待っています。Hitzefreiのベルがなると一斉に荷物をまとめて、下校します。町中がアイスクリーム屋さんを目指してぞろぞろ歩いている学生たちとその笑い声であふれます。中々、いい光景です。

ちなみにドイツ人は自国の涼しさが不満で、昔から南フランスやスペイン・イタリアなど暑い国へバカンスで避寒しています。

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