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# What's the catch?
Tokoです、こんばんは。
今年のお正月にグルーポンを利用して、2万円のおせち料理を1万円で購入したユーザーから続々とクレームが上がり、すごい騒動になっていたこと、覚えていらっしゃるでしょうか? 結局、グルーポン側は「ノーコメント」を通し、おせち料理の販売元はグルーポンから口止めされたまま・・・現在に至る、なのでしょうか。(ネットから得られた情報なので真意のほどは分かりません、ご了承ください。)

グルーポンは、今月2日にIPO(新規株式公開)申請をした米シカゴを本拠地とする会社なのですが、グルーポンが提供している共同購入システムは、従来より知られている「口こみ」の威力が、ソーシャル・メディアの強大なパワーを借りることで、さらにその宣伝効果を激増させるという仕組みで、マーケティングの観点からすれば非常に賢い商法だと言わざるを得ません。グルーポンが提供するクーポンは、ほとんどが50%以上のディスカウントの目玉商品ばかり。ただ、そのクーポンを有効にするには条件があります、「クーポン発行数が100に達しなければならない」ということ。しかし、その条件こそが、グルーポンの賢いやり方なのです。あるクーポンを購入したユーザーは、そのクーポンを有効化するために(100人に達成させたいがために)友達に勧めるわけです。原則的に、グルーポンの扱う商品は各地域に密着した“選りすぐり”の商品なので、友達に勧めることにさほど抵抗も感じなくて済みます、むしろ喜ばれるかもしれません。しかも、ご丁寧にPC画面上のクーポンの上には、Twitter や Facebook へのリンクまで張られています。わたし自身は活用したことはないですが、みなさんの中には利用された方もおられるのではないでしょうか。

ユーザーにとっては、素晴らしい商品を半額くらいの値段で楽しめる。地元密着型の中小企業にとっては、300万(アメリカ推定)もの会員ベースを持つグルーポンという「ブランド」を利用することで、自力では考えられないほどの宣伝効果が得られる。グルーポンにとっては、在庫も商品管理もなにも心配することなく(これがそもそも、例の「おせち料理」のクレームにつながったと言えますが)利益を上げられる。まさに三者全得。Win-Win シチュエーション。でも、世の中そんな上手い話があるのでしょうか。。。

 So, what’s the catch? (で、裏には何があるの?)

この上手い話を成立させるために、販売元に多大なる皺寄せが行くようです。つまり、店側は、例えば、10,000円の商品をクーポン購入者には5,000円で売る、その上、通常その半分、すなわち2,500円をグルーポンに収めることになっているのです。オレゴン州ポートランドでカフェを営む Jessie という女性は、ブログで「グルーポンの一件は、私の経営者としての唯一にして最大の汚点だった」と堂々と述べ、その理由も詳らかにしています。なんでも、最初にグルーポン担当者と話をした際、「100%(つまり上記の場合だと 5,000円)いただきます」と言われたらしく、「とんでもない!」と思った Jessie は後日「50%」で承諾してしまったとのことです。さらに、クーポン発行数に上限がないため、100ではなく1,000単位で、事実上75%ディスカウントの商品を提供する義務が発生するわけです。とにかく、大幅な赤字覚悟でグルーポンを利用できる余裕のあるお店なら、もちろんその宣伝効果を十分に活用してほしいですが、そうでないお店は熟考を要するということですね。

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