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# Freedom is not free
Tokoです、こんにちは。
5月の最終月曜日は、アメリカのメモリアル・デー(戦没将兵追悼記念日)です。これは米国連邦政府の定めた祝日で、兵役中に亡くなった米国の男女を追悼する日。デコレーション・デーと呼ばれることもあり、戦没者のお墓を星条旗などで飾ってお国のために命を捧げた兵士たちを称える日となっています。

アメリカの首都ワシントンD.C. にある朝鮮戦争戦没者慰霊碑には、「追憶の池(the Pool of Remembrance)」という浅い池があります。そこには朝鮮戦争による死者数、行方不明者数、捕虜として捕まった人数などが刻まれているのですが、その「追憶の池」越しにある花崗岩の壁の一部に「FREEDOM IS NOT FREE−自由はタダではない(犠牲の上に成り立っている)」の文字が銀色で刻まれています。この一文は、いまアメリカ国民が享受している「自由」はこういった兵士たちによる決死の犠牲の上に成り立っていることを訴えかけます。
  Freedom is not free.
ここで用いられている「free」はもちろん「タダ、無償の」と解釈されるのが一般的だと思います。それによって、この一文が訴えようとしている趣旨がはっきりと伝わりますから。でも、わたしが最初にこの一文を目にしたときに感じたのは、この「free」には「自由な」というニュアンスも込められているのでは?ということでした。つまり、
  自由を獲得することは自由ではない。
自由を獲得したと思っても、その自由を享受するためには、その権利を持続させるための責任やしがらみが存在し、結局がんじがらめになっていることに気づくようになると思うからです。矛盾した考え方ですかね。

戦争において勝利をおさめたとしても、それによる復讐の芽が生まれます。その反発する力により新たな戦争を起きることを懸念して、規制や警備などが強化され、わたしたちの生活が窮屈になる。さらに、「恐怖」という感情こそが人間の(精神面での)自由を奪う最大の敵である。具体的には、そんなことも含意されているような気がわたしはするのです。

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