2014-12-24 : 23:59 : admin
# 仙台市を巡って
こんにちは、ロシア語担当のTです。
クリスマス・イブの今日ですが、このブログは仙台空港の中で綴っています。月曜日から仙台に来ていて、仙台市の周辺や市内、少し離れたところにも行ってきました。今日は、朝から市内を「るーぷる仙台」という観光バスで回りましたが、簡単にその話をしたいと思います。
市内に15個所あるバス停を巡回するバスですが、一日かけてもすべてを見て回ることは無理だと判断し、5個所ほどに行ってきました。伊達政宗公の霊屋である瑞鳳殿、仙台城跡や青葉城資料展示館、日本の水力発電の発祥の地でもある三居沢発電所、大崎八幡宮、宮城県美術館です。美術館のほうは工事か何かでしまっていて、その前を少しだけ散策し近くにあった東北大学の食堂で昼食を摂りました。
「今日仙台市内で訪れた場所の中でお気に入りの場所を一つ選んでください」と言われたらおそらく選択に困ると思いますが、それぞれ特徴があって仙台という所がさまざまな魅力の入り混じるモザイクであるような印象を受けました。中でも、百年以上の歴史がある水力発電所が印象的でした。日本の水力発電はこんなにも長い伝統があるとは、私にとってはちょっとした発見でした。私の母国ウクライナもそうですが、もっとそのようなところを宣伝し、エネルギー源として発展させてもらいたいと改めて思いました。
もう少しゆっくり回っていろいろ見たかったのですが、それは今後の課題とします。今日あまり写真を撮っていなかったのですが、昨日の夜に行った市内のけやき並木のイルミネーションの写真を3枚掲載します。



そして、伊丹空港で降りたら、青い服を来たサンターさんが描かれたメッセージカードには、こう書いてありました:
ウクライナ正教の信者である私の場合、クリスマスは1月7日に祝うものですが、なんだか温かい気持ちになりました。皆さんにも、素敵なクリスマスが訪れることを願っています。そして、どうぞ良いお年をお迎えください!
クリスマス・イブの今日ですが、このブログは仙台空港の中で綴っています。月曜日から仙台に来ていて、仙台市の周辺や市内、少し離れたところにも行ってきました。今日は、朝から市内を「るーぷる仙台」という観光バスで回りましたが、簡単にその話をしたいと思います。
市内に15個所あるバス停を巡回するバスですが、一日かけてもすべてを見て回ることは無理だと判断し、5個所ほどに行ってきました。伊達政宗公の霊屋である瑞鳳殿、仙台城跡や青葉城資料展示館、日本の水力発電の発祥の地でもある三居沢発電所、大崎八幡宮、宮城県美術館です。美術館のほうは工事か何かでしまっていて、その前を少しだけ散策し近くにあった東北大学の食堂で昼食を摂りました。
「今日仙台市内で訪れた場所の中でお気に入りの場所を一つ選んでください」と言われたらおそらく選択に困ると思いますが、それぞれ特徴があって仙台という所がさまざまな魅力の入り混じるモザイクであるような印象を受けました。中でも、百年以上の歴史がある水力発電所が印象的でした。日本の水力発電はこんなにも長い伝統があるとは、私にとってはちょっとした発見でした。私の母国ウクライナもそうですが、もっとそのようなところを宣伝し、エネルギー源として発展させてもらいたいと改めて思いました。
もう少しゆっくり回っていろいろ見たかったのですが、それは今後の課題とします。今日あまり写真を撮っていなかったのですが、昨日の夜に行った市内のけやき並木のイルミネーションの写真を3枚掲載します。



そして、伊丹空港で降りたら、青い服を来たサンターさんが描かれたメッセージカードには、こう書いてありました:
Merry Christmas!
すてきなクリスマスをお過ごしください。
Have a sweet time.
仙台空港スタッフ一同
すてきなクリスマスをお過ごしください。
Have a sweet time.
仙台空港スタッフ一同
ウクライナ正教の信者である私の場合、クリスマスは1月7日に祝うものですが、なんだか温かい気持ちになりました。皆さんにも、素敵なクリスマスが訪れることを願っています。そして、どうぞ良いお年をお迎えください!
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2014-12-17 : 23:42 : admin
こんにちは、ロシア語担当のTです。寒い日が続いていますが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか。
先日の選挙、投票率がだいぶ低かったようですが、無事に終わりましたよね。私は日本では参政権もありませんし、結果についてふれる権利はないと思いますが、ウクライナ人として驚いたのは投票が終わってから最終的な結果が分かるまでの期間の短さです。以前テレビで、開票の際に使われる特別な計算機械(それぞれの候補・政党の名前が書かれた紙を数える機械)が紹介され、その性能に驚いた記憶があります。私の母国にはそのような機械がないとはいえ、結果が分かるまで場合によって数週間がかかるのはいかがなものか・・・。とは言うものの、日本みたいに半日ではなくても数日で計算できる方法を考案してくれる人が現れればどれほど便利なことになるか・・・
さて、今日は小豆島への旅の話の続きを書きたいと思います。ちなみに、その島の名前ですが、頭の中でずっと「コマメジマ」とどうしても呼んでしまっていて、なかなか「ショウドシマ」として覚えにくいのは、私だけの悩みでしょうか・・・まぁ、それはさておき、小豆島をバスで回った一日ちょっとの感想を簡単に述べることにします。
島に入って少しだけ走った瞬間、巨大な白い観音の像(むしろ、モニュメントと称したほうが適切でしょう)を目にしました。一日目も二日目もその近くを通ると、なんだか優しい目で見守られている感じでした。

他には、まわりの紅葉がちょうど見頃だった寒霞渓のロープウェイや、宿泊したホテルの窓から見える港やそこに到着する船、夕日を背景に海沿いの道で楽しそうに釣りをしている人たちの姿、ギネスブックに認定された世界一狭い海峡、一日数時間だけ渡れるようになる小さな島と島の間の小道(エンジェル・ロード、普段は水に浸かっています)などなど、思い出してみると小豆島は、訪れる人に対してありとあらゆる種類の感動を与えてくれます。

そんな中でも私にとって特に印象的だったのは、オリーブ園よりも、とある佃煮屋さんで食べた佃煮アイスです。そこには一回しか立ち寄りませんでしたが、その佃煮アイスは・・・醤油、佃煮、キャラメル、バニラなどの味の一番優れているところを取って混ぜた感じで、食べている時の感動が止まりませんでした。インターネットで調べたら残念ながらオンラインでは売っていなかったので、また近いうちに小豆島に行かないといけないかもしれませんね。

先日の選挙、投票率がだいぶ低かったようですが、無事に終わりましたよね。私は日本では参政権もありませんし、結果についてふれる権利はないと思いますが、ウクライナ人として驚いたのは投票が終わってから最終的な結果が分かるまでの期間の短さです。以前テレビで、開票の際に使われる特別な計算機械(それぞれの候補・政党の名前が書かれた紙を数える機械)が紹介され、その性能に驚いた記憶があります。私の母国にはそのような機械がないとはいえ、結果が分かるまで場合によって数週間がかかるのはいかがなものか・・・。とは言うものの、日本みたいに半日ではなくても数日で計算できる方法を考案してくれる人が現れればどれほど便利なことになるか・・・
さて、今日は小豆島への旅の話の続きを書きたいと思います。ちなみに、その島の名前ですが、頭の中でずっと「コマメジマ」とどうしても呼んでしまっていて、なかなか「ショウドシマ」として覚えにくいのは、私だけの悩みでしょうか・・・まぁ、それはさておき、小豆島をバスで回った一日ちょっとの感想を簡単に述べることにします。
島に入って少しだけ走った瞬間、巨大な白い観音の像(むしろ、モニュメントと称したほうが適切でしょう)を目にしました。一日目も二日目もその近くを通ると、なんだか優しい目で見守られている感じでした。

他には、まわりの紅葉がちょうど見頃だった寒霞渓のロープウェイや、宿泊したホテルの窓から見える港やそこに到着する船、夕日を背景に海沿いの道で楽しそうに釣りをしている人たちの姿、ギネスブックに認定された世界一狭い海峡、一日数時間だけ渡れるようになる小さな島と島の間の小道(エンジェル・ロード、普段は水に浸かっています)などなど、思い出してみると小豆島は、訪れる人に対してありとあらゆる種類の感動を与えてくれます。

そんな中でも私にとって特に印象的だったのは、オリーブ園よりも、とある佃煮屋さんで食べた佃煮アイスです。そこには一回しか立ち寄りませんでしたが、その佃煮アイスは・・・醤油、佃煮、キャラメル、バニラなどの味の一番優れているところを取って混ぜた感じで、食べている時の感動が止まりませんでした。インターネットで調べたら残念ながらオンラインでは売っていなかったので、また近いうちに小豆島に行かないといけないかもしれませんね。

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2014-12-10 : 23:57 : admin
# 小豆島への旅
Tです、こんにちは。やっと京都にも「石焼きいもぉ〜」の季節がやってきました。京阪電車の出町柳駅前に置かれている軽トラから流れている、なんだか少し懐かしい(?)ような声を聞きながら駅の入り口に入ることは最近一つの日課になりました。
さて、今回と次回の2回ほどに分けて、11月に瀬戸内海にある小豆島(地理的には香川県です)に行ってきた話をしたいと思います。そもそも瀬戸内海に行こうという話になったのは、そこのとある島に住んでいる人間より猫のほうが多いという旨の記事をどこかの新聞に読んだ時です。島の名前は覚えていませんでしたが、取りあえず小豆島に行ってみようという話になりました。
結論から言いますと、この島では一回も猫に会っていません。野良猫何匹か住んでもおかしくないような広い島ですが、私たちが行った週末にはどこかで猫会議でもしていたのかもしれません。(その後猫が多い島は小豆島ではないことも判明しました。)
大阪の梅田駅の近くにある集合場所に着いた時、他のツアー参加者が皆揃ってできるスーツケースを持っていたことに少し驚きました。おそらく大量にお土産を購入することに備えていたのでしょうが、結局一泊二日の旅で私たちも持って行ったかばんでも何とか買ったものが収まりました。
梅田からバスで2時間半ほど走ったところで、フェリー乗り場に着いてバスごとにフェリーに乗って小豆島を目指しました。フェリーの中ではビールを開けて金曜日の昼過ぎを楽しんでいるおじいさんや、窓の景色を完全に無視して熟睡しているおばあさんなど、全部で300〜400人ほどの人が乗っていました。2時間弱ほどで島について、同じバスに乗って最初の観光スポットを目指しました。
それについて詳しく次回書きたいと思いますが、今日のブログのしめくくりに、日本という国の多様性について一言書かせてください。小豆島に行くまでには、日本で高品質のオリーブ・オイルが作られていることは想像してもみなかったですし、日本の瀬戸内海でギリシャもしくはイタリアのような景色に簡単に出会えるたのは少し意外でした。北海道に行った時、母国ウクライナの平野でよく見るような景色も目にしたことがある経験も踏まえると、これから日本国内でどんな景色にめぐり逢っても驚いたりはしないと思います。

さて、今回と次回の2回ほどに分けて、11月に瀬戸内海にある小豆島(地理的には香川県です)に行ってきた話をしたいと思います。そもそも瀬戸内海に行こうという話になったのは、そこのとある島に住んでいる人間より猫のほうが多いという旨の記事をどこかの新聞に読んだ時です。島の名前は覚えていませんでしたが、取りあえず小豆島に行ってみようという話になりました。
結論から言いますと、この島では一回も猫に会っていません。野良猫何匹か住んでもおかしくないような広い島ですが、私たちが行った週末にはどこかで猫会議でもしていたのかもしれません。(その後猫が多い島は小豆島ではないことも判明しました。)
大阪の梅田駅の近くにある集合場所に着いた時、他のツアー参加者が皆揃ってできるスーツケースを持っていたことに少し驚きました。おそらく大量にお土産を購入することに備えていたのでしょうが、結局一泊二日の旅で私たちも持って行ったかばんでも何とか買ったものが収まりました。
梅田からバスで2時間半ほど走ったところで、フェリー乗り場に着いてバスごとにフェリーに乗って小豆島を目指しました。フェリーの中ではビールを開けて金曜日の昼過ぎを楽しんでいるおじいさんや、窓の景色を完全に無視して熟睡しているおばあさんなど、全部で300〜400人ほどの人が乗っていました。2時間弱ほどで島について、同じバスに乗って最初の観光スポットを目指しました。
それについて詳しく次回書きたいと思いますが、今日のブログのしめくくりに、日本という国の多様性について一言書かせてください。小豆島に行くまでには、日本で高品質のオリーブ・オイルが作られていることは想像してもみなかったですし、日本の瀬戸内海でギリシャもしくはイタリアのような景色に簡単に出会えるたのは少し意外でした。北海道に行った時、母国ウクライナの平野でよく見るような景色も目にしたことがある経験も踏まえると、これから日本国内でどんな景色にめぐり逢っても驚いたりはしないと思います。

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